カサゴ釣り（船）
分類：カサゴ目フサカサゴ科
分布：日本各地
カサゴは体形が側扁しており、頭部も口も大きいのが特徴です。背びれや胸びれ、腹びれが発達しています。
生息域は、岩礁帯や根回りです。
エビやカニなどの小型甲殻類やイソメ類の他、小魚などを捕食するフィッシュイーターです。
体色は、黒褐色、暗褐色、暗赤褐色ですが、生息地や水深によって異なります。
浅い所のカサゴは暗褐色で、水深の深い所のカサゴは赤みが強いのが特徴です。
カサゴの仲間には、うっかり間違えるほど似ているウッカリカサゴや、深場に生息するオキカサゴといわれるアヤメカサゴ、ユメカサゴ（別名ノドグロ）がいます。
外道として、メバルやムラソイがいます。
先調子でおもり負荷15～20号の竿に、小型両軸リールをセットします。
道糸はナイロン4号かPE1.5～2号、仕掛けはカサゴ用（胴突き仕掛け）を使用します。
おもりは、20～30号が適当です。
餌は、サバやコノシロ、サンマなどの切り身を使用します。餌の上部センターに針をチョン掛けにします。
竿を持ち、おもりを底に着けた状態でアタリを待ちます。
仕掛けが根掛かりしないように注意して下さい。根掛かりを避けるには、ズルズルとおもりを引きずらないように心掛けます。
ポイントにカサゴがいれば、必ずといっていいほど餌に食い付いてきます。
アタリは、グググッと明確に出るので、一呼吸待って竿先を軽く上げて針掛かりを確認したら、早めに根から引き離すようにしましょう。
根に潜り込んだり、張り付いてしますと釣り上げることが難しくなってしまいます。
釣れたカサゴは背びれなどが鋭いので、口に親指を入れて掴んで下さい。
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