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マブナ釣り

マブナ釣り


分類:コイ目コイ科

分布:日本各地

特徴

マブナとは、ギンブナの総称です。ギンブナは、体色が灰青色か青褐色を帯びた銀白色をしており、比較的体高があり、体形を横からみると五角形に見えるのが特徴です。
日本各地の湖沼や池、川の下流域から中流域、ちょっとした小川、用水路などにも生息しています。水ぬるむ春から釣れ始め、夏になると活発に動き、晩秋になると深場に移動します。ポイントはアシ周辺、藻際、流れの緩やかなヨドミ部分、カケアガリなどです。小さなものは、雀焼きや甘露煮、中・大型のものは姿煮などで食されます。

種類

体色が赤みを帯びた黄褐色で、ウロコの外縁が明るく縁どられて金属的な光沢があるのが、キンブナです。キンブナより成長するオオキンブナ、琵琶湖に生息しているニゴロブナ、頭部が大きく目が大きいナガブナなどが、近縁種として知られています。

釣り方

竿はノベ竿3.9~4.5m、道糸は1~1.5号を使用し、仕掛けの全長は竿と同じか30㎝ほど長くします。丸カンにハリス0.6~1号(8~15㎝)を結び、丸カンの上に板オモリかカミツブシを付けます。針は、袖か金袖の3~5号を使用し、シモリウキ仕掛けは玉ウキ赤4号、白3号、赤3号、白2号、赤1号の順に5個付けます。ウキ仕掛けは、トウガラシウキ、小型ヘラウキ、玉ウキを使用します。餌は、アカムシ、イロミミズの房掛け、キジの1匹掛けの他に、練り餌、うどんを細かく切ったものなどを使用します。
ウキ釣りの場合は、餌が底スレスレか底に付いているようにウキ下を調整します。流れのあるポイントでは、流れに乗せて仕掛けを流します。アタリは、ウキがピクピクっと動いたり、チョンチョンと動くので、手首のスナップを使って竿先をゆっくり上げて合わせます。シモリウキ仕掛けは、1~2個のシモリ玉が水中に沈むようにウキ下を調整します。水面に出ているシモリ玉が、スーっと走ったりピクピク動いたら合わせます。

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